運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

歩けて杖歩行!? 5歳10ヶ月の成長

三寒四温のこの季節。
暖かくなりいよいよ春かなーと思っていたら
寒くなり体調が定まりません。。。
鼻炎のせいもありますが、ふくふくは毎日
鼻水をダラーンと垂らす日々。
鼻水・咳を抑えるために
「薬を飲んだらお菓子あげるよー」と餌で
釣り何とか飲んでくれます。

運動機能の成長
歩行器生活も1年以上が経過して方向転換や
小回りもだいぶ慣れてきました。
腕の力がついてきて歩行器を両手で押さえて
身体を持ち上げることもできます。
危ないですが、筋力がついてきた証です!

SDR手術の診察に行ってきました。
筋短縮と間接拘縮でこれから車椅子生活が余儀
なくされるのではないかと言われました。
手術を受けることで尖足気味の足が地面に
つきやすくなるのでは!?とのこと。
自力歩行の望みまでは見立ててくれません
でしたが、足が地に着くことがベースとなる
ので受ける価値のある手術なのではないかと
感じました。

言葉の成長
発音は聞き取れにくい単語もまだありますが、
語彙力が豊富になりコミュニケーションは
問題なく取れていると感じます。

気に入った物や食べ物は「どこで買ったのー?」
と聞いてきます。
雰囲気で言葉を選ぶことも上手になっています。
「お母さん好きないよ」など、なかなか修正
できない言葉もあるので「好きじゃない」と
適宜教えています。

数字は2桁も言えるようになっています。

手術については前向きに検討したいと思います。
手術+リハビリ入院がセットで運動機能の
改善となりますので、生活と調整をして
ふくふくにとって最適な選択をしていきたい
と思います。

自力歩行の獲得!!は諦めません。
まずは足を地につけ、筋力強化も行い
必要に応じて筋解離や骨削りの手術もして
やっていけば自分の足で歩けると信じています。

これからがスタート地点。
今年は環境も変わり、心身共に負担のかかる
時期になると思いますのでしっかりサポート
していきます。