運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

3歳の成長記録

ふくふくは3歳になりました。

リハビリを本格的にスタートして約1年。
新型コロナウイルス感染で緊急事態宣言が
出たため
この1ヶ月は自宅で過ごしゆっくり
成長。

3歳運動機能の成長

*きれいに足をつけて立つことが増えました
*豆イスに座ることが上手になりました
*トイレの補助便座を使い足を広げて
 排便・小便ができます
*お手伝いをするようになりました。
 脱いだ洋服を洗濯カゴに入れる
 食べた食器をキッチンへ片付けます
(まだ歩けないためウサギ跳びで移動)
*滑り台の上まで上がれるようになりました

3歳言葉の成長

*「あか」の認識ができるようになりました
 →これまでは「あか」と言っても違う色を
  指していました
*「どうぞ」と言えるようになりました
*ウンチの際に「う」と言ってサインを出し
 トイレで排便をします

 

整形外科の診察

今月は整形外科を紹介されて受診しました。
はじめて股関節のレントゲンを取り、
リハビリについてアドバイスをもらいました。
股関節が少し開いているため、整形の症状に
ついて気になるとのこと。
半年から1年に1回レントゲンを取り経過観察を
勧められました。
リハビリを継続することで
いずれは歩ける能力を持っている。


尖足気味を矯正するために夜間に使用する
装具があることを教えて頂きました。
今はまだ様子見でもいいのではないかと。

「いずれ歩ける能力がある」
というお言葉は親にとって心強い見立てでした。

毎日一緒にいるため、些細なことでも成長を
感じられる日々。
かまり立ちをしていても、つま先立ち
のように体勢になることもしばしばです。
足をつけて立つんだよ🦵と伝えると、
両足をそろえて地面につけます。
パパ」「ママ」と声をかけて褒められる
ことをとても喜びます。
こどもはとても素直で、認められることを
嬉しそうに表現します。

3年間を振り返り、ふくふくから歩くことや
成長することの素晴しさを教えてもらいました。
これからはもっと飛躍的に伸びると思います。
1歩ずづの成長をしっかり見届けながら
最終的には歩行につながることを記していきます。