運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

歩けなくてもトイレトレーニング

どのタイミングでトイレトレーニングを
行うか悩む方も多いのではないでしょうか。
ふくふくは2歳からトイレトレーニングを
はじめました。
一般的には、1歳ぐらいで歩けるようになり、
意思表示ができるようになってからトイレ
レーニングはじめます。
ふくふくはまだ運動機能も言葉の意思表示も
できない時から、体得することを優先して
挑戦してみました。

脳の発達とトイレトレーニン
脳が発達すると、大脳に尿が溜まったことが伝わり
尿意を感じます。
成長に合わせて自然にトイレサインができるように
なるようです。


トイレトレーニング方法

保育園のクラスではみんなで定期的にトイレへ
行く習慣があります。集団でのトイレトレーニングを
ふくふくも一緒にやっています。
股関節が硬いので、便器で足を広げるのが
はじめは大変でした。
でも、かろうじて便器をまたげましたので
ちょっと不安定でも手を貸して座らせます。
自宅では補助便座を使っています。
マッサージやストレッチ効果もあり、股関節は
だいぶ柔らかくなってきました。

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ふくふくは2歳半ぐらいから、トイレで排泄が
できるようになりました。
保育園では小便、自宅では大便を主にします。

意思表示は
小便は「し」
大便は「う」

あまり「し」と言うことはありませんが、
「う」は上手に言って意思表示します。

レーニングパンツも試しましたが、
パンツが濡れているのが気にならない様子。
自宅ではオムツもパンツも履かずに
お漏らしをさせて気づかせようとしました。
しかし、あまり気持ち悪いと感じないようです。
押し入れに小便をしたので、衛生面を考えて
レーニングパンツを使うのはやめてます。

ふくふくのトイレトレーニングのポイント

①定期的にトイレに行き排泄場所を教える

②トイレのサインを教える
 お尻に力を入れて力みそうなポーズを
 サインにするのもいいかも知れません

③トイレを楽しい場所にする
 ふくふくはウォシュレットの楽しみを
 覚えて排泄後はボタンを押して洗浄を
 して「キャッキャ」してます。

トイレトレーニング 今後の課題
小便の意思表示ができるようになり、
トイレで排泄をすることです。
私の想いとしては、そろそろオムツが
取れるようになって欲しいです。

『おしっこ』という単語と同時に
トイレでできるようになるために
トイレトレーニングを続けていきます。