運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

楽しむ歩行練習を目指して 5歳の成長

ふくふくが5歳の誕生日を迎えました‼️
毎日が成長の連続でしたが、改めて5年間
よくリハビリを頑張ったなぁと誇りに思います。

泣きながら歩行器で足を動かされたり、
プロンボートに乗らされたり、
行きたいところに行けず自由を奪われたり、
ふくふくに良かれと思って行ってきた練習も
本当は苦痛の連続じゃなかったのかな!?と
反省することもしばしば。

ふくふくの意思を尊重したい気持ちもあり
ますが将来のことを考えると早期療育を止める
訳にもいきません。。。

焦らず、楽しく、ふくふくの気持ちも尊重した
歩行練習ができるように、もっともっと工夫が
必要だと考える日々です。

運動機能の成長
歩行器の方向転換がとても上手になりました。
手の筋力が向上した証拠だと思います。

遊具で遊ぶ際に階段やロープを使って足で登る
機会が増えてきました。
まだ支えが必要で一人ではできませんが、
手足の筋力UPにもつながるため楽しんでできる
練習として遊具リハビリは効果的だと思います。

足をたくさん使った日は膝が震えることもあり、
筋肉を使っている証拠がうかがえます。

トイレトレーニン
幼稚園ではトイレで排泄することも多いよう
ですが自宅ではうまく行きません。
朝起きて、ご褒美をあげるから
「トイレに行こう」と誘っても「イヤ!」と
なかなか行ってくれません。
トイレトレーニングについては少し休みを取り
いい方法を考えてみようと思っています。

言葉の成長
ボキャブラリーが増えてきて、気持ちを伝える
事も多くなった気がします。
大きな声で話すようになり、発音も少しずつ
良くなりました。

「わからない」を言えるようになったので
大きな進歩だと感じています。

自分の名前と家族のフルネームを教えていますが
わざとなのか?父親と母親の名前を言えませんor
言いたがりません。
絵本の読み聞かせが減っているので、増やすように
意識をして言葉の成長も促していきます。

5歳を機に「楽しむ歩行練習」を目指したいと
考えています。
効果を目的にしたリハビリも必要な事ですが、
楽しんで身体を動かしまくっていたら、自然に
筋力がついて歩けるようになった!!
が理想的な練習です。

だんだん知恵がついてきた5歳児を
泣きながら、騙しながら、必要だから、の練習も
限界があるのではないかと。。。
色々と試行錯誤を繰り返しながら、いい方法が
できたらまたご報告します。
まだまだ勉強や工夫が足りないと痛感する日々。
ふくふくに負けず、努力をしていきます。