運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

VRを使ったリハビリ 5歳3ヵ月の記録

暑い日が続いておりますが、コロナが過去最高の感染者数となり身近に迫っているような気がします。ふくふくも風邪が長引き、咳と鼻水が続いています。弟はRSウイルスに感染し保育園も休む園児が増えてきているようで子どもたちの体調管理に悩まされる日々です。

今月、VRを使用したリハビリの体験に行ってきました。
レーニング方法は、VRを座位姿勢で着用してコントローラーを左右交互に動かし脳の再プロミングを促進します。
ふくふくは集中力の限界などもあり5分ぐらいしかできなかったのですが、合計3回体験をして今後の方針や計画を立てていくことになりました。
実際、痙縮により足の親指が上がっていたのが下がり連合反応が軽減され分離した動きができてきていると先生はおっしゃっていました。
こちらが感じた効果としては、体幹が少ししっかりしたような気がしたり、OTリハビリ時に腕が上がるようになったと評価されたりしました。

運動機能の成長
歩行機は毎日頑張って使用しています。
装具を嫌がっていたふくふくですが、プロンボードでの立位練習時に履いてくれるようになりました。
プールは風邪やコロナ感染であまり行けていません。。。

言葉の成長
意思疎通は問題なく話すことができますし、優しい言葉もかけてくれます。
最近は描く、書くスキルが上がってこないと感じているため、絵を描くことや文字を書く練習も進めていきたいと考えています。

医師の診断で小学校に上がる前に亜脱臼予防と足を動かしやすくするための筋の解離手術を勧められました。3ヵ月の入院を要するそうです。避けたかった手術ではありますが、ふくふくの今後のことを考えると仕方がない治療なのかと思います。。。

こんなに努力をしているのに、もっともっと努力や痛みに耐える必要があるのかと思うと、やるせない気持ちです。。。
また、歩けると思って頑張っていたのに、手術後は杖で歩けるかな!?とも言われました。
俄然やる気が湧いてきたので、医師の判断を覆せるように今後もリハビリを頑張ります!!