運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

集中リハビリ入院 4歳11ヶ月の成長

今年も桜が例年通り開花しました。
この地に引っ越してきて見る桜は
これで3回目です。
毎年、毎年、桜を見る度に新たな
年度に向けて決意を新たにしています。

運動機能の成長
幼稚園の登園や降園、園庭で遊ぶ時など
1日30分程度は歩行器(PCW)を使用できて
います。
集中リハビリでの入院中に装具とオーバー
シューズを履いてくれますが、歩くのは
嫌がります。
「痛い痛い」と言うため、本当に痛いのか、
締め付けが嫌なのか、わかりません。。。
とりあえず歩くことを優先して、ハイカットの
靴を履いて歩く練習を積んでいます。

トイレトレーニン
集中リハビリ入院中はトイレに行けたことも
多かったようです。
ご褒美のチョコのために頑張る方法であれば、
自分から伝えてくれるので、これを続けながら
他にもいい方法がないか探してみます。

言葉の成長
集中リハビリ入院で言語聴覚士よりさまざまな
練習方法を教えてもらいました。
下にキャンディーをのせてカ行とサ行を発声。
言葉カードで単語を覚えながら発音練習。
口周りの上下左右にチョコでタコせんべいを
貼り付けて舌を動かす練習、などなど。

ゆっくり話すと言葉が聞こえやすくなるため、
聞こえづらい時はゆっくり話すように促して
います。
「か行」と「さ行」が特に苦手なので、
舌を曲げずに発声する方法を自宅でも練習して
ゆっくり発音練習していきます。

集中リハビリ入院
3月中旬から約1ヵ月の予定で入院をしましたが、
コロナ感染の影響で自宅待機や療養になったりと
結局2週間程度になりました。
お泊まりがイヤなようで、面会や外泊から戻る際は
「病院行きたくない」「お家に帰りたい」と大声で
泣いている姿を見ると切なくなりました。
同じお部屋の高校生らしいお姉さんが妹のように
可愛がってくれて助かりました。
実際の訓練は、メインの理学療法プログラムが
セラピストの相性がうまくマッチせず不調だった
事も多かったようです。
コロナ感染で中断され、本人のモチベーションを
維持することも困難をきたしました。
無理に入院を延ばすよりも通所と自宅でできる
ことを着々と進めていきたいと思います。

2022年度のふくふくの目標を可視化しました。
「歩行器での歩行からクラッチ歩行へ」です‼️

試行錯誤しながらも成長を続けているふくふく。
必ず達成させるべく、努力していきます。