運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

トレーニングから2年オムツ卒業 5歳1ヵ月の成長

トイレトレーニングをスタートして約2年。
ふくふくのトイレトレーニング卒業は前触れもなく訪れました。
先月のご報告では、トイレトレーニングは休みを取ろうかとお伝えしたばかりでした。
そんな私の後ろ向きな考えを察知したかのように、ふくふくは「トイレ‼️」を上手に言えるようになり、日中も夜もオムツなしで過ごせるようになりました。
急な展開にビックリですが、これまでの努力が実ったのか自然に成長してこの時期だったのか分かりませんが、とても嬉しいことです。

運動機能の成長
歩行器訓練を始めて約4ヵ月が経過しました。
一説によると、歩行器訓練から1年以内には独歩ができるようになると言います。
ふくふくは順調に成長曲線を上昇中だと思っていますが、まだ距離が伸びないことに少し工夫が必要ではないかと考えています。
現在は500mぐらいの距離を歩けるようになったため、歩行器を使用する機会や時間を増やし、腕と脚の筋力向上を目指します。
成長した点としては、幼稚園で毎日のように階段を登るため足を上げることが上手になってきました。

言葉の成長
日々、言葉の数は増えてきて意思を伝えることができています。
まだ声が小さかったり⭕️や❌を指でジェスチャーして伝える事もあるので、少しずつ大きい声を出す練習やお口で伝えるように教えています。
発音についても聞き取れる言葉が増えてきたため、舌の使い方を修正しながら頑張っていきます。
楽しんでお勉強をする機会が増えてきたので、ひらがなを書いたりや言葉の練習をしながら正しい発音を身につけていきます。

楽しむ練習を目指して、大好きなプールに行く機会を増やします。
最近から、児童発達支援で歩行練習を行う機会ができたため、行きたい所へ歩いて行くというスタンスでモチベーションを高めていきたいと思います。

0歳の弟が軽々と独立立位と歩行ができるようになりました。
いい刺激をもらえるため、ふくふくも「立ちたい」「歩きたい」意欲が高まっているように見えます。
焦らずふくふくのペースで今年中には立位が実現できるように環境を整えていきます。
オムツの卒業のようにトレーニングの成果が出ると、支援している大人も達成感が出て嬉しいですね。2年間、二人三脚で頑張ったなぁ〜とブログを書きながらしみじみと感じています。