運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

小学校は地域か特別支援学校か? 6歳1ヶ月の成長

地域の保健師さんから小学校の方針を早めに
決めた方が良いとアドバイスを受けました。
今月と来月にかけて地域の特別支援学校3校を
見学いたします。

私の考えでは、地域でお友達作りをして欲しい
ため地域の学校に通学して学習面に関しては
支援級などでサポートをしてもらいながら
成長してほしいと願っております。
ただ、本人が学習面で劣等感を感じたりお友達
と合わないことも想定されるので最終的には
本人と見学をして決めたいと考えております。

運動機能の成長
股下が柔らかくなってきたように感じます。
お山座りやあぐら座りを自ら行っています。
下肢装具をなかなか装着してくれないため、
インソールをリハビリの先生から勧められ
ました。お値段次第ですが。。。

トイレでは自分でお尻を拭く練習をしており
手を後ろまで伸ばせるようになってきました。

ズボンの着脱はふくふくが自ら考案して
お山座りをして、お尻を左右に動かしながら
ズボンを脱いでいました。スゴイ🤩
自分でも色々考えて動いています。

新しい幼稚園にまだ慣れずに毎朝大泣きして
登園する日々が続いています。
そのためか歩行器を使用する機会が減って
いるので買い物や短距離の場所では使用する
ように心がけています。

自宅で動画を見る際はEMSを使用しています。
ロデオは5分ぐらいしか続かないため、
もう少し頻度と時間を増やそうと思います。

今月は手術後のリハビリをどうするのか?
決断を迫られる時期でしたが、夫と話をして
とりあえず前の病院でリハビリ入院を申し込む
ことにしました。
その時の本人の体調とメンタルを考慮して、
変更も検討して柔軟に対応しようと思います。

言葉の成長
「月刊ポピー」という教材を使用して言葉や
文字の勉強をしています。
シールは好んで取り組みますが、文字が出てき
たり鉛筆で書かなきゃならない難しそうな内容は
パスしようとします。
やはり、空間認知の学習は得意ではないため
避ける傾向があります。。。
リハビリで練習する教材ややり方を教えてもらい
ましたので自宅でも強化したいと思います。

話す時は、主語と動詞を言わず「キーワード」で
話すことが多いため、幼稚園でもちゃんと伝えて
もらうように投げかけてくれているようです。
自宅では、すぐに伝わってしまうのでついつい
確認せずにやってしまうため気をつけなかれば
ならないと思いました。

〇〇を歌いたい
お母さん、〇〇を飲みたい
○○さん、○○をしてくれて、ありがとう

このような言葉は伝えられるので、
時間をかけてちゃんと話せるように指導して
いきたいです。

「テレビをうるさくして」という表現も
「テレビの音を大きくして、小さくして」
と教えて、ちゃんと人にわかるように話す
練習をしています。

こんな感じの6歳1ヶ月でしたが、
着々と成長しているようで、抱っこしたら
重くなっていました。
介助する側の筋トレも重要ですが、自分で
できることは自律してできるようにサポート
することも大切です。
考える力もついてきたので、一緒にどうしたら
生活がしやすいか動きやすいかを考えていきます。

いつも思うことですが、
『本人主体』の視点を大切にしたケアと環境作りを
行なっていきます。