運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

理学療法リハビリ効果

ふくふくは2週間に1回理学療法のリハビリに通っています。定期的なリハビリスタートは今年の4月からです。6ヵ月が経過し現在の効果についてお伝えします。

リハビリの内容は、本人の高さに合った台におもちゃを置き立つ練習と身体を支えながら「いっち、に、いっち、にぃ」と足を交互に出して歩く練習をします。練習の状況を見ながら、筋肉の状態や機能の評価をしてもらいます。

理学療法士の見立て

毎回1時間程度のリハビリを行いますが、自宅練習での様子や日常生活で「こんな動きができるようになりました」などをお伝えし、理学療法士から評価や練習ポイントなどを教えてもらいます。リハビリをする意義は専門家からの評価と日常生活でのポイントを定期的に頂けることにあると思います。

専門的な書籍やネット検索での情報・口コミでためになることも多々ありますが、一人一人成長過程や課題が異なるため、見立てを立ててもらい本人に合ったリハビリを組み立てて支援してもらえるのは有難いことです。

6ヵ月のリハビリ効果

ふくふくが行なっている運動機能を向上させる練習は、理学療法リハビリと毎日のマッサージや日常生活での遊びなどです。

理学療法リハビリだけの効果をはかることは少し無理がありますが、リハビリを行うことは効果があると思います。

6ヵ月で向上したこと

①伝い歩きができました

②両足を交互左右に動かせるようになりました

③つかまり立ちの時間が長くなりました(今は40分〜60分近く立てます)

④立つことや歩くことに積極的で練習やリハビリを楽しんでいます

④のリハビリに挑む心持ちが一番大事で、リハビリに行く事が楽しいようです。施設が近づくとテンションが上がりケラケラ笑って興奮しています。

これからも効果のある理学療法リハビリを続けて、理学療法士の専門家にアドバイスもらい運動機能を向上させていきます。さらに、歩く楽しさやモチベーションUPにつながると気持ちから脳にいい刺激が伝わって、身体に反応していくのではないかと思っています。

成長に関わる人が多ければ多いほど、褒められる回数も増えるため成長促進には効果大でしょう。