運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

歩く夢から歩行の練習を見守る

ふくふくは2歳6ヵ月になりました。
毎日ゆっくりペースで成長する姿がたくましく、成長を見守れることを
ありがたく感じたながら過ごしています。

そんなことを考えていると、最近『ふくふくが歩く夢』を見ました。
かなりスムーズに歩いた夢だったので嬉しさと驚きで起きてしまいました。
正夢になると確信しています!!

2歳6ヵ月の成長記録

運動機能の成長はつかまり立ちと10歩程度の伝い歩きです。
普段の移動は相変わらずのピョンピョン跳びです。

自宅での理学療法として器具『プロンボード』を使って体幹
股関節を伸ばす練習をしています。3ヵ月前にリハビリを行なっている
病院から1年レンタルで借りました。窮屈が嫌いなので締め付けられる
器具を毛嫌いしてなかなか乗ってくれませんが、主治医の先生から
「基礎を学ぶ練習なので、できるだけ使用して下さい」と指導が
ありましたので、最低30分/回は頑張ろうと工夫しながら使用してます。

本来は1日3回,30分〜1時間/回程度を使用するように言われて
いますが、1日1回もできない日々が続いていました。
最近の1週間では1回30分程できているので上出来です。

言葉の成長は「ぞう」や「バナナ」が微かに聞き取れるかなー!?
という声でnew wordが言えるようになりました。

精神面についてはまだ書いてなかったですが、意思が強いため時々
泣き入り痙攣をすることがあります。

人が好きなのでいつもニコニコしていて優しく愛される性格ですが、
お姉ちゃんとの喧嘩や大好きなお菓子を取られたりすると大泣きをし
過ぎて痙攣が出たことが数回ありました。→この話題については回を
改めてゆっくりご報告します。

寝る前のマッサージ

マッサージをお父さんに毎晩やってもらっていて、股関節を広げたり
足の甲や足裏を中心としながらも、身体全体を軽くさすりほぐしています。
私とは前駆を中心としたストレッチをしていますが、体幹がまだアンバランス
なので、布団でよく転がりながらもお母さんの真似をしながら一生懸命足を伸ばそーうと「いちにさんし」と掛け声をかけながら頑張ってます。

子どもは周りの行動から影響されやすいので、家族の行動を見て真似をしたがります。両親や兄弟が中心となって練習の環境を整えると遊びと融合させて楽しく取り組むことができるようです。

遊びながらのリハビリがポイントと言われていますので、好きなおもちゃや身体遊びをうまく活用しながらリハビリに励んでいるふくふくです。