運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

2歳10ヶ月の成長記録

ふくふく2歳10ヶ月の成長記録をまとめます。

ゆっくりゆっくりですが、運動機能と言葉の成長がありました。

運動機能の成長

好奇心旺盛のふくふくは、ますます活発になってきました。遊び場に行くと指差しをして行きたい方向や遊びたい遊具を伝えます。時には犬や猫のところにも行きたいようで「触りたい」と言わんばかりに難語で自己主張をしてきます。

運動機能の成長では、股関節の硬さが少しずつ柔らかくなってきて高い所にも足が上がり、登れるようになりました。

・キッズスペースでの登り降り

・滑り台の下から上への登り

・40センチぐらいのテーブルにも上がりたいらしく、足を上げようとします

少しずつ足の筋肉がつき、足の屈伸もできるようになりました。時々、テーブルにつかまりスクワットをしています。

動くのが大好きな強みを活かし、そろそろセーフティーガード付きの三輪車練習をしようとリサーチ中です。

言葉の成長

アンパンマンが好きなふくふくですが、アンパンマンのキャラクター全てに「アンパン」と言います。

バイキンマンドキンちゃんカレーパンマンや食パンマンも全て「アンパン」。チーズは見た目で「ワンワン」。

今日は何して遊んだの?

「アンパン」

言葉の発音は口の形を見て真似をしていることがわかりました。口の表現大きくして見て見てと口を指してレクチャー。

言葉の数は3〜4文字が得意なようでそれ以上は難しそう。

なので言葉を区切り

「アン」「パン」「マン」と2文字ずつ教えました。口の動きを見て、2文字ずつは言えます。しかし続けて6文字は難しいようです。私が「アンパン」と言うと、ふくふくが「マン」。。。

こんな日々が数ヶ月続いていましたが、ようやく6文字言えました。アンパンマン

続いて私が「バイキン」「赤ちゃん」「カレー」「食パン」と2文字ずつ言うと、

ふくふくは「マン」と言います。

分かってはいるようですが、やはり6文字は難しい...

難しいと首を横に振って嫌がり去っていきます。

アンパンマンが言えたのも努力の賜物。地道に言葉を教えていきます。次はどんな言葉を習得するのか楽しみです。

言葉の成長も運動機能と連動しているようです。運動機能の成長が伸びた時は言葉数も増えます。

今後は逆に言葉の練習が運動機能の向上にどのように影響するのか試してみます。