運動発達遅滞から脳性麻痺児〜ふくふく歩く〜

脳性麻痺児が歩けないから歩くまでの軌跡

体幹がしっかりしてきた 5歳4ヶ月の成長記録

今年の夏休みは楽しみにしていた旅行がキャンセルとなり、感染症の影響で夏休みに予定していた気球体験もできなくなってしまいました。。。
ふくふくは幼稚園の預かり保育と児童発達支援で過ごしました。
屋外プールに行って滑り台を何度も滑りまくったり、植物園で開催されていたチームラボを見て光の演出に包まれたり、世界遺産のお城を見てキョトンとしていたりと、旅行は行けなかったけどそれなりに充実した2022年の夏休みでした。

運動機能の成長
幼稚園の登園や降園時、買い物の行き帰り、児童発達支援での訓練で図書館や障がい者スポーツセンターに行ったりと歩行器(PCR)の練習機会が増え、距離はゆっくりペースですが1回に500mは歩けるようになりました。

靴の擦り減りが少なくなり、靴の持ちもが良くなりました。
まだ手の力で歩行器を使用していますが、足をしっかりつけることができるようになっています。

今までの靴の擦り減り状態

立位台のプロンボードも「立つ練習して動画」を合言葉に装具を履いてほぼ毎日使用できています。ただ、装具を包み込むように履く靴はなかなか履いてくれず購入時のキレイなままな状態で弟の遊び道具になっています。

自分からつかまり立ちをすることも増えて、「見てー」と言って1〜2秒程度ですが自力で立つことができている気がします。

言葉の成長
少しずつですが言葉が明瞭になってきており、理解力や文章で話すことも問題なくできています。ただ、普段コミュニケーションを取らない方だと発音が聞き取りづらいこともまだありますので、口の開け方や舌の曲げ方などを引き続き教えていきます。

1日数メートルかも知れませんが、着実に歩く機会が増えています。
体幹がしっかりすれば、立位ができて次の杖歩行に移行できるのではないかと心待ちにしています。年内には何か変化が起きそうな予感があり、リハビリ施設で杖歩行をしているお子様を見ると目で追ってふくふくもいずれはと想像しています。

歩行器練習、プール練習、VRリハビリなど来月も一歩づつ進めていきます。